freeNX サーバー + Ubuntu 9.04

niwaii2009-05-23

 VirtualBox 2.2.2 でのネットワークのブリッジ接続について、ホストOSとゲストOSが同じサブネットマスクで、かつ、別々のIPアドレスが割り振られていることを確認した。次に、実際にホストのwinxpから、ゲストのubuntu 9.04 への接続を試してみた。
 CUIでの接続は、Tera Term 4.62 でのssh接続が、ubuntussh をインストールしただけで簡単にログインできた。
 GUIでの接続は、VNCが簡単だったが、適当なパッケージ(VNC のセキュリティを ssh で強化したものなど)が見付からないかった。ネットの記事を漁っていて、割と高評価なFreeXNを試してみた。
 freeXNサーバーのインストールは、NoMachine社のサイトから、NX Free Edition for Linux の3ファイル(nxclient_3.3.0-6_i386.deb nxnode_3.3.0-17_i386.deb nxserver_3.3.0-22_i386.deb)をDLして、順番にダブルクリックしてインストールした。
 freeXNのクライアントは、NX Client for Windows の5ファイル(client と Add-On Downloads)をDLしてインストールした。得に設定することもなくすんなり接続できた。ただ、'_'キーが打てない。他にも'*'キーなどの位置がおかしい。その原因は、freeXNサーバーのインストール時に、キーボードのレイアウトが英語キーボード「generic 105key(intl) PC」に変更されていた為のようだ。メニューのシステム→設定→キーボード→レイアウトの設定を「日本語 106key」に設定し直して解決した。(5/25 '_'キーが打てない不具合は、xmodmap の方法で対応。)
 後、VirtualBoxlinuxゲストの場合の既存のバグとのことだが、半角/全角キーを一度押すと、押しっぱなしの状態になる。(6/6 端末で$ set -r 49 と打つと解決する。)CTRL+SPACE キーで解除できる。
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「追記」
 同じ部屋、同じLAN上にあるデスクトップPCのfedora 10 x86_64 にも「NX Free Edition for Linux」をインストールして、ノートPC(winxp)からの接続を試みてみた。が不具合続出だ。(5/24 ubuntu 9.04 のsshd_config をfedora 10 x86_64 で使用したところ成功した。)試行錯誤する過程で、ssh接続での公開鍵と秘密鍵の関係を少々勉強した。
 上記の訂正がてら追記するなら、winxpからubuntuへの接続について、Tera Term でのssh接続の認証は平文パスワード認証だった。nxclientの認証キーファイルは、インストール時のデフォルトのままで正常に動作している。参考までに、見た目、正常に動作しているubuntu 9.04の/etc/sshd_config を添付する。 (5/25) Fedora 10の元のsshd_config の"PasswordAuthentication no" を"PasswordAuthentication yes"にするだけで正常に接続できた。