2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イラクの情勢

イラクの邦人人質事件について、惨殺された旅行者(お気の毒である)の遺体が、バグダッドの中心部に近いハイファ通り付近で発見された点。遺体が星条旗で覆われていた点。首都の中心部の治安すら確保できていない。日本政府によりは、米軍に対する挑発・示…

一句

遠雷の轟きに聴く文字時計 意味なき意味を探る秋の夜

雨の記憶 1998.2.21-2004.10.28

覚えてますか? 急に小雨がぱらついて 夜闇を映すガラス窓に 数滴 光ってみえました 「ああ 雨か」 切ない気持ちを じれったい気持ちを伝えたくて 僕はそうつぶやいてしまった . あなたは両手で顔を覆い嗚咽をこらえているようでした なにか話さなくては な…

夢と知る夢と夢と現実と

目が覚めて、(誰かが)みていた奇妙な夢はすぐに忘れるのに、眠る前の俺と目覚めた俺が、同一人物であることを、他の誰でもない俺に知らしめ、強要するのは誰だろうか。俺自身か。俺を取り巻く環境か。それとも、隣で(薄目を開けたまま)寝ている見知らぬ…

中越地震

中越地震の被害は想像以上に甚大なようだ。新聞くらい読めって? 新聞はここ数年取ってない。国内ニュースもたまにしか観ないし、ネットの記事も余り読まなくなった。 . TVタックル観てて、南野法相の場面には、久しぶりに爆笑した。少なくとも法相としては…

映画「パニックルーム」

善玉の強盗役は、ハスラー2に出てた俳優だ。フォレスト・ウィッテカー Forest Whitaker という名のようだ。 . ハスラー2の劇場公開後、ナインボールが流行り、遅ればせながら俺も会社の同僚や友達と一緒に、プールバー通いした。相手に一撃で9番をねじ込…

俗な言い方をすれば

誰かが戯れ言をこのblogに書き込み、誰かが読み何を思うのか。大体、皆がみな好意的に参照しているとは限らないのだ。よくよく考えれば、俺以外は、面識のない見知らぬ人々である。ほんの数秒、字面を斜め読みしている人がほとんどだろう。(書き込んだ後で…

喫煙者率、初めて3割切る 9年連続、最低を更新

6月の時点でとある。酒か煙草を止めようと思い、試しに禁酒してみたら眠れない。そのうち慣れるだろう。

イラクの情勢

南部から北部へ燃料補給任務に就いていた予備役兵18名が任務を拒否して、そのうち主謀者とみなされた5名が当局に身柄を一時拘束され、その家族が地元の新聞記者と下院議員に助けを求めた。とPBS。ネットの記事を漁ったら15日が初出のようだ。"Iraq Unit…

Adieu

特に話題もない。かわりにランボーの傑作中の傑作を引用しよう。 . もう秋か! ──だが、なぜ永劫変わらぬ太陽を懐かしむのか、俺達が聖なる光の発見に携わっているのなら、──季節のまにまに死に行く人々を遠く離れて。 秋。じっと動かぬ霧のなかにそびえ立つ…

「史上空前の論文捏造」BSドキュメンタリー

超伝導の分野で、ベル研の、カリスマ研究者の論文捏造が3年も露見しなかった、という話だった。最後の方で、二つの論文にあるグラフの一致が発覚する場面には、妙に感心した。物理の分野は細分化されていて、専門が違うと何をやっているのか訳が分からない…

<クマ出没>りんご園で1万個被害、閉園に 兵庫・波賀町

どう考えてもネタだろう、と最初思った。 ネットの記事は疑ってかかる癖がついてしまっている。

近代の歴史について

なぜに、戦勝国による「編集の妙」と言わないのか、思わないのか。 .

PARCOを見上げて詠める 1998.5.3

イタ飯屋 PARCOの3階 窓際の 花柄パンツが 見えてるぞ 黒尽く女 丸いヒップが 気に掛かる 返り見すれば ガンくれやがる 美味いもの 喰おうとしたが 結局は 元禄寿司で 1247円 紀伊国屋 カバーを付ける レジ娘のお顔をしばし つまらなそうに 暇だ暇…

メーデーに詠める 1998.5.2

ふみたえて みそめし初秋の ひ溜まりの きみの微笑み なつかしむ .

天然果汁100%のセールストーク 1998.4.21

(例えば、インターホン越しに) . お話だけでも聞いて下さい いえ お話だけで良いんです 5分もあれば済む話です いや 10分はかかるかもしれない やはり15分は必要だ できれば30分 一生かけても語り尽くせないことだけど サンプルもパンフレットもあ…

絹のハンカチ

祭りの見物客で混雑する町中を進む馬車の中から、若い貴婦人が、絹のハンカチを投げた。街角に佇んでいた或る男の目の前に。彼女は、男の姿を知古と見紛うたのか、襤褸を纏った男を哀れに思ったのか、数枚の銀貨を与えようとハンカチに包み投げたのだろう。 …

火の花 -speculative flavor- 1998.5.13-2004.10.14

夕暮れの紅い名残が、瑠璃色に移ろう頃、 駐車場の片隅で、極彩色に輝く「炎」は、「純白の硝煙」に求婚する。 「純白の硝煙」は、微妙な笑みをたたえたるが答えない。 「炎」は、さらに尋ねる。 . 「僕じゃ駄目なのか?」 「...わたしじゃ駄目なの?」 …

台風

かつてない凄まじい風が吹いている。アパートは高台にある。道路を何かが転がっている音がする。時折、蛍光灯が瞬断を起こし点滅している。雨戸を閉めていない。大丈夫かな? まあ、なるようになるだろう。 . 風はさらに勢いを増している。ことによると、こ…

天空に乱れ舞う(omnibus) 1998.4.15

天空に乱れ舞う様々な声色のオルゴール―――あるいは、羽衣天女(お菓子の名前か、不可視の芋か)―――の群は、大過去の見知らぬ職人の手で刻まれた甘ったるい諸旋律を繰り返すのみ。いつの日か、完全な自由を求めて自らを奏でることは...やはりあり得ぬこと…

聖家族

子「今日、はじめて献血してきた」 母「それはいいことしたわね」 子「ママの血液型なに?」 母「AB型」 子「パパは?」 母「O型だっけ?」 父「そうだったかな、O型だ」 子「...ボク、AB型だって看護婦さんに言われたよ?」 母「...」 父「それ…

なんだか怖い?お話 1998.3.10-2004.10.4

中学生の頃のこと。 西日を浴びる教室の片隅で、学級当番の同級生は日誌を付けていた。 僕は、窓の鍵を全て掛け終わり、向かいの椅子に逆に腰掛けて待っていた。 鉛筆を走らせる彼女の手の甲に、青く透ける静脈の美しさに、ふと見入る僕。 と、彼女が上目遣…

帰れないふたり 1996.3.29-2004.10.4

大学3年の頃だったと思う。当時所属していた軽音系のクラブのツテで、ディスコでコンパがあった。当時、踊っている人は余りいなかったような記憶がある。 . 分けありで、すっかりグレまくっていた僕は、花より酒々々。1時間もしないうちに、相当に酔っぱら…

血液型

昨夜、血液型の相性についてのバラエティー番組を観た。興味深かったが、脳の活性化については、相性よりも話の内容や声質とかリズムにより脳は反応するのではないか。番組の中、相性の検証で学生のコンパの場面があった。なにやら、気恥ずかしいような懐か…

或る宣言

ファンはファン、何があろうとファン、何もなくてもファン。きっぱり。

映画「ペーパー・ムーン」

テータム・オニールとその親爺のライアン・オニールが主演の映画に「ペーパー・ムーン」というのがあった。 粗筋は、確か、地方新聞の訃報欄をみて、ライアンは、未亡人宅を訪問し、ご主人の注文ですとかなんとか言って、聖書を売り付けるのだ。 うすうす詐…