「百害あって利権あり」について

 安倍前首相と山崎拓元幹事長の舌戦は、安倍氏の方に理があるように思う。もっとも、ご両人の面構えが真逆だったら、世人の印象はかなり違うものだったろうが。
 山崎拓氏は、「私は北朝鮮利権とは全く関係ない。誹謗中傷する政治家の人格を疑いたい」と反論したそうだ。結果、図らずも「北朝鮮利権」なるものがあり、政治家たちにとって非難の対象となり得るような「何か」であることが露呈した。
 具体的に、彼らが言う一利なり北朝鮮利権とは、何なのだろうか?
 ネットをざっと検索した限りでは、北朝鮮から日本に、正規に(6/24 第三国経由とのこと)、輸入されている川砂利、海産物、松茸の類のことではなく、小泉元首相が締結した平壌宣言にあるという日朝国交正常化後の北朝鮮への経済支援に係わる利権であるようだ。(6/24 パチンコ利権もあるとのこと。)
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 北朝鮮朝鮮総連が犯した拉致被害者問題の全面的な解決なしに、全ての拉致被害者の奪還なしに、北朝鮮へ経済支援をしてはならない。今後、六カ国協議がどうなろうとも、拉致被害者問題の解決なしに、北朝鮮に譲歩することは、拉致被害者の生命を絶つことになりかねない。
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「追記 12/13」
北朝鮮利権の実態 加藤紘一山崎拓らの妄言・盲動の理由」
http://jp.youtube.com/watch?v=grKCESN2c78&feature=related