謹賀新年

 大晦日の夜に、二日分のつもりで買い込んでいたビールや酎ハイを全て飲み尽くし、仰向けになって寝ながら、朝生の音声だけを聴いていたら、冒頭「フセイン元大統領 死刑執行」とのこと。米英の中東戦略に翻弄された権力者の最期と言ったところか。しかし、米国は、今後、イラクやその周辺諸国で何をどうしたいのだろう? イラクに親米政権を作ってイランに対峙させるつもりだったのなら、その目論見が実現することはない。番組で誰かさんが言っていた「理屈(道理?)に合わないことはさっさとやる」で行くならば、米国は、さっさとイラクから撤退すれば良いのだ。後は、国境線の引き直しに、表向き米国の石油利権を絡めないことだ。
 やけに酸っぱいハウスワインを飲みながら記す。